新潟市中央区の複合施設「古町ルフル」関連の再開発事業の竣工式およびグランドオープンセレモニーが開催
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グランドオープンセレモニー
古町通7番町地区市街地再開発組合(新潟市中央区)は25日、複合施設「古町ルフル」関連の再開発事業の竣工式およびグランドオープンセレモニーを開催した。
同組合では平成28年8月の設立以来、「古町通7番町地区第一種市街地再開発事業」の事業を推進していて、令和2年3月に複合施設「古町ルフル」が完成したのに続き、このたび古町ルフル前の広場と、地下街の「西堀ローサ」をつなぐ連絡通路工事も終了し、再開発事業の施設全体が完成した。これを受け、竣工式およびグランドオー プンセレモニーを開催した。
竣工式およびグランドオープンセレモニーでは、神事のほか、新潟市の中原八一市長などによるテープカット、新潟小学校児童12人による、くす玉割りなどが行われた。
オープンセレモニーであいさつに立った同組合の大塚善紀理事長は、「私は街の中心で生まれ育った。高校に入学して新潟市内外からバスや電車で通学してくる同級生と友人になったが、彼らが、古町に行くことを『街へ行く、新潟へ行く』と言っていた。そのころの古町は(新潟市内で)一番の繁華街だった。現在は往年よりは寂しくなった古町だが、近年は高層マンションの建設や都市回帰の流れもあり、居住人口も増えている。新潟市が力を入れている『にいがた2km』の要になる、その古町に本日、古町ルフルはグランドオープンした。今後は行政や地元商店街のご協力の元、大きく育てていく」と語っていた。
古町ルフルは、鉄骨造地上12階建で、延床面積は約3万2,840平方メートルで、新潟市役所ふるまち庁舎、開志専門職大学、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、新潟県火災共済協同組合などのほかローソン、ココカラファインなどの商業施設が入居している。
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古町ルフル
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旧大和新潟店(2016年撮影)