新潟県が展開する宿泊キャンペーンが店頭や電話でも受け付け可能に

既に1万2,000人泊が埋まったという(写真はイメージです)

新潟県は3日、現在展開している「つなぐ、にいがた。」新潟県民宿泊キャンペーンの取り扱い窓口に県内旅行会社の店頭などを含めると発表した。同キャンペーンはこれまで、じゃらんnetなどのインターネットからの受け付けに限っていたが、4日から日本旅行業協会(JATA)新潟県地区委員会と新潟県旅行業協会(ANTA)が事務局となり、取り扱いを拡充する。

同キャンペーンは県内宿泊施設で1人当たり1万円以上の宿泊に対し、最大5,000円の割引をするもので、じゃらんnetでは5月28日から取り扱いを開始。県によると、予算規模6万人泊のうち、2日現在で1万2,000人泊が埋まったという。県担当者は「順調だ」と話している。宿泊対象期間は7月31日までだが、6万人泊に達し次第終了となる。

一方、点や電話ので受付は、JATAと、ANTAが店頭、電話で受け付け、JATAのみ一部インターネットも受付も可能となる。楽天トラベルは10日からインターネットと電話で受け付ける。

同キャンペーンをめぐっては、新発田市の二階堂馨市長が今月1日の定例会見で「県のキャンペーンはネットだけの受け付けで、お年寄りなどには使い勝手が悪いのではないか」と発言するなど、一部からは改善を求める声も出ていた。

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