量り売りの「斗々屋(ととや)」がMYOKO COFFEE北新井店(新潟県妙高市)にて、25日から3日間限定で出店
京都市内に2021年にオープンした量り売りでゴミの出ないスーパーマーケット「斗々屋(ととや)」がMYOKO COFFEE北新井店(新潟県妙高市)にて、25日から3日間限定で出店している。株式会社斗々屋(京都市)と妙高市のタイアップ企画となる
MYOKO COFFEE北新井店の一角には、フランスやイタリアから直輸入したローストミックスナッツ、ドライバナナ、ベルギーのビーガンチョコレート(乳製品なし)、古代小麦などのオーガニック食材が20品目ほど並ぶ。
販売する商品に個包装はなく、空き瓶やタッパー、弁当箱、風呂敷、ハンカチなどの容器を持参し購入する。店舗でのデポジット瓶の貸し出しや、シリコンバックの販売も行っており、手ぶらで来店しても買い物は可能となる。
妙高市は今回のタイアップで、家に帰った時にゴミが出ない買い物を市民や来店者に体験してもらい、環境に対する意識を高めてもらうことを目的としている。
斗々屋は2月27日に開催した妙高市SDGs未来都市推進フォーラムにパネラーとして登壇。その縁で今回の妙高市とのタイアップが決まった。斗々屋と妙高市の選定により、若年層に人気が高いMYOKO COFFEE北新井店への出店となった。
なお、妙高市では令和4年度に環境配慮型循環経済実証事業として量り売りの実証を公募により実施する予定としている。
妙高市の葭原利昌企画政策課長は「実証の公募は店舗だが、まずはコーナー展開からと考えている。市は予算を組んでおり、什器や人件費などを支援する」と話していた。
斗々屋の北野岬さんは「ナッツやドライフルーツは100グラム500円から600円。お買い得なものから特別な時に食べるものまである。どれも20グラムから買うことができる。今日はチョコレートやドライバナナが人気だった」と話した。