新潟県がZoomを使って「医療調整本部会議」を開催、120名が参加
新潟県は4日、医療関係者や県職員などで構成し医療提供体制の確保などの検討を行う「第2回新潟県医療調整本部会議(全体会議)」を開催した。今回はオンライン会議システム「Zoom」を活用し、96カ所を接続し、およそ120名が参加した。県では、これまでもテレビ会議システムを活用して会議を開催していたが、今回のような大規模でオンライン会議を開催するのは初めてという。
会議では、医療提供体制や医療資材調達に関するこれまでの取り組み状況や、現状について情報共有したほか、今後、重点医療機関をいかにつくっていくかについて意見交換した。
松本晴樹本部長(県福祉保健部長)は、Zoom会議について、「前回、県医師会のテレビ会議システムを使って、各県域(各地)の医師会館を繋いで開催したが、今回は地元の医師会館に行く必要もなく、各病院から参加でき、利便性は大きく向上した」と話した。また「音声の乱れもなく、スムーズに進行できた。次回以降もオンラインで開催していきたい」と語っていた。