新潟県が、新型コロナに関連する医療体制の現状を説明

写真中央が松本晴樹医療調整本部長

新潟県は4日、新型コロナウイルス感染に関連した県内の医療提供体制の現状や今後の計画などについて説明した。

それによると、ドライブスルー方式でオンライン診療やPCR検査のための検体採取などを行う「地域外来・検査センター」の利用状況は、長岡市(5月18日開設、検体採取のみ)が14件、柏崎市(5月18日開設、検体採取のみ)が20件、新潟市(6月1日開設、オンライン診療+検体採取)が20件だった(いずれも6月2日現在の数字)。

また現在、この3カ所以外にも新津、三条、南魚沼、上越、糸魚川の各保健所管内で地元医師会と設置に向けて調整を進めているほか、村上や佐渡でも設置について検討しているという。

一方、軽症患者向けの宿泊療養施設については、5月2日から新潟市中央区の「シングルイン新潟第3」(受入規模50名程度)にスタッフを常駐させて、患者を受け入れてきたが、これまでに累計6名(現在は0名)の入所があった。県では今後、第2波の到来など感染拡大の可能性もあることから、新潟、長岡、上越、佐渡地域において、新たな施設確保に向けて調整を進めている。

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