フジドリームエアラインズ(FDA)の「新潟-神戸線」新規就航と「新潟-名古屋(小牧)線」増便を記念したセレモニーが新潟空港で開催
株式会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)では、27日にスタートした「2022年夏ダイヤ」から「新潟-神戸線」を新規就航するとともに、「新潟-名古屋(小牧)線」を増便した。
この新規就航および増便と、「新潟-名古屋(小牧)線」が今月25日で就航10周年を迎えたことを記念して、27日15時から、新潟空港で記念セレモニーが開催された。
セレモニーは、新潟空港整備推進協議会、新潟航空路活性化協議会、新潟空港ビルディングの主催で行われ、新潟県の橋本憲次郎副知事、新潟市の中原八一市長、フジドリームエアラインズの三輪徳泰(よしひろ)代表取締役会長のほか、国土交通省東京航空局新潟空港事務所の真面(まつら)昭一所長、神戸市の油井洋明(ひろあき)副市長などが来賓として出席した。
新潟県の橋本副知事は、「(神戸線については)関西圏の窓口に加え、中国・四国地方の玄関口の役割もあると思っている」などと話していた。
新潟市の中原市長は、「新型コロナウイルス感染症で厳しい中で増便を行なっていただいたことをありがたく思う。開港5港の2つの都市が直行便で結ばれることに意義深く思うとともに、今後、友好関係を築いていきたい」などと話していた。
フジドリームエアラインズの三輪会長は、「新潟—小牧は1日1便だったが、ビジネス利用者から使いにくいダイヤとの声があったため増便した。朝、名古屋を出て新潟で仕事をし、夕方に名古屋に帰ることができるようになった」などと話していた。
また、挨拶の後には、母親と祖父母とともに初便となる16時50分新潟発神戸行きに搭乗する予定の槌野雄琉(つちのたける)さんと、フジドリームエアラインズの三輪会長に、にいがた観光親善大使から記念品や花束が贈呈された。
その後、16時50分新潟発神戸行きは、65人の乗客を乗せて定刻どおり新潟空港を出発した。
2022ダイヤでは、新潟—神戸線では新潟発が16時50分、神戸発が18時40分となっていて、搭乗時間は約1時間15分となる。また新潟—小牧では小牧発が10時45分と14時5分、新潟発が15時30分と20時25分となっていて、搭乗時間は約1時間となる。
なお新潟—神戸線については、15年ほど前に別のキャリアが半年間ほど運航したことがあるという。