【UIターンで農業】4年前に佐渡に移住し、仲間とともに耕作放棄地を活用して「シルクれんこん」を生産 2022年3月3日(木)【(株)佐渡テレビジョン】
減農薬と有機栽培で育てた、こだわりのれんこん「シルクれんこん」の今シーズンの収穫が終盤を迎えています。
今回、収穫作業におじゃましました。
白く、美しい表面が特徴的な「シルクれんこん」。生産するのは、相川地区に4年前に移住した菅一郎さんらです。
収穫は主に、一郎さんの息子、琢哉さんが担当。今年は春に植え付けし、10月から3月に収穫しています。
4年前に佐渡に移住した菅さんは、知人だった日本一のれんこん産地、茨城県の先進農家に栽培方法を習い、協力する仲間とともに耕作放棄地を活用しながら3年前から土づくりに取り組んできました。
そして、昨年10月、およそ25アールの畑で、はじめての収穫を迎えました。
減農薬と有機栽培にこだわり生産されたシルクれんこんは、出荷するとすぐに、その味が評価され、島内のレストランやスーパーのほか、島外からも引き合いがあります。
真冬に水につかりながらの収穫は、大変な作業ですが…。
今回、風尾アナウンサーが収穫を体験させてもらいました。
苦労しながらも大きなれんこんを収穫できた風尾アナウンサー。
最後は獲れたてのれんこんを菅さん家族おすすめのレシピでいただきます。
縦に切ったれんこんに片栗粉をつけ、油で揚げたシンプルな料理。
初出荷を迎えたシルクれんこんの今シーズンの収穫量はおよそ2トンですが、今後は4トンから5トンまで増やしたいとしています。
菅さんや仲間たちのこだわりや想いがつまった佐渡産シルクれんこん。
今シーズンの出荷は3月20日ごろまでで、島内では金井のAコープ内よらんか舎と佐和田地区窪田のセントラルタウン内山田屋きえもんで販売しています。
(※日付などは放送時点のものです)