鈴木コーヒー(新潟市)が古町芸妓コラボコーヒー2種類を発売
株式会社鈴木コーヒー(新潟市)は、エチオピアの高級品種「ゲイシャ」などの豆をブレンドしたドリップパックのコーヒー「とめそでさん」と「ふりそでさん」を発売した。豆は古町芸妓が選定した。
とめそでさんはフルーティーで深みがある味で、ふりそでさんはフルーティーで爽やかな味という。価格はいずれも1セット4枚入りで800円。また、「とめそでさん」2セットと「ふりそでさん」2セットの計4セットが入ったギフトセットもあり、価格は3,500円。柳都カフェ、新潟ふるさと村、新潟珈琲問屋などで販売しており、「今後、エキナカ、百貨店、土産店、和菓子店などに販路を広げていく」(同社)と話す。
なお、新型コロナの影響で多くのイベントが中止となっていて、古町芸妓も営業自粛が続いていることから、商品の売り上げの一部を、1987年に地元企業約80社が出資して全国初の株式会社組織の芸妓養成および派遣会社として誕生した柳都振興株式会社を通じて、芸妓文化保持のため寄付する。
新潟市は江戸時代、日本海側最大の北前船の港として栄え、古町芸妓は、新潟を訪れる多くの人々をもてなした。その後、古町芸妓は東京、京都と並び日本三大芸妓と称され、200年続く湊町文化となったという。