アルビレックス新潟の是永大輔社長が花角知事を訪問、医療機関に「ONENIIGATAユニフォーム」贈呈を報告
アルビレックス新潟の是永大輔社長らが9日、花角英世新潟県知事を表敬訪問し、新型コロナウイルス感染症に関して、「ONENIIGATAプロジェクト」の第3弾として、県内の保健所、医療機関に「ONENIIGATAユニフォーム」を贈呈したことを報告した。
同日は、是永社長のほか、アルビレックス新潟のアルベルト・プッチ・オルトネダ監督、堀米悠斗選手に加えて、村井満Jリーグチェアマンもオンラインで参加した。同クラブは125の病院と13の保健所に対し、全750枚のユニフォームと26選手のサイン入り写真パネルを贈呈した。
村井チェアマンは「試合は6月27日から始まるが、Jリーグから感染が広がらないよう留意しながら、スポーツで県民の皆さまを豊かにするように貢献できたらと考えている。
まずは無観客にし、アウェーのお客様の数をコントロールしながら、ご理解とご支援を頂きたい」と話した。花角知事は「我々も選手が活躍できるように応援していきたい。新潟を代表するスポーツ団体であり、多くの県民が応援をしているスポーツチームだ。スタジアムに入れるようになった時には見に行きたい」と話した。
また、表敬訪問後のぶら下がりで、アルベルト監督は「本当のヒーローは医療従事者だと思っている。今の社会は誰が本当に重要な仕事をしているのか忘れてしまいがちだ。日本の極端に感染者が少ないのはまさしく国全体の行動のたまものだ。ユニフォームは毎日、家で着てほしい。スタジアムにも着て応援に来てほしい」と話した。
続いて、堀米選手は「僕たちが今プレーできているのは医療従事者の方がリスクのある中、勇気を持ってやっていただいているおかげなので、そこへの感謝は持ち続けていきたい。全国ではまだまだ予断を許さない状況であるので、発信力のある立場としてこれから活動していきたい」と話した。