新潟県内高速バスネットワークの新ブランドお披露目式が開催、県内バス事業者6社の統一ブランド名は「ときライナー」
新潟県内で高速バスを運行する県内バス事業者6社の9路線に、統一ブランド(ブランド名=ときライナー)を導入することとなり、29日、県庁正面玄関前で、ブランドの中心となる統一ロゴ、ネーミングをラッピングしたバスのお披露目式が行われた。
統一バスの台数は50台、全面ラッピングをしたバスはお披露目された1台になるが、残りの49台にも、統一ロゴなどがラッピンングされている。またフリーWi-Fiが導入されたほか、これまで各社で運営していたバスロケーションシステムや、ホームページなども統一し、利便性を向上させた。4月1日から新ブランド名での運行が始まる。
一方、お披露目式には、新潟県の花角英世知事、頚城自動車株式会社の山田知治代表取締役(新潟県内高速バスネットワーク協議会会長)、新潟交通株式会社の星野佳人代表取締役、越後交通株式会社の塩入誠司常務取締役、新潟交通観光バス株式会社の古田哲代表取締役、蒲原鉄道株式会社の茂野一弘代表取締役、アイ・ケーアライアンス株式会社の関塚政行代表取締役が出席した。
山田知治会長は、「新たな高速バスにより付加価値を高めて利便性を向上させて、認知度を高めていく。また利用者にとって快適な高速バスを目指し、利用促進につなげていきたい」と話していた。
また花角知事は「いい色ですね。優しいとき色で、イラストも可愛らしい。是非多くの県民の皆さんに歓迎されて馴染んでいただいて、高速バスに乗って見たいと思っていただけるような存在になっていってほしい」と感想を述べていた。続けて「社会経済活動の重要な足として機能していただいているが、持続可能な形でさらに一層利便性の高いものとなることを心から願っている。また県内事業者、市町村、県が連携をして、さらなるサービスの充実を進めていきたい」と話していた。
新潟県内高速バスネットワーク協議会は、県内高速バスを中心として県内移動の利便性向上などを図るため、新潟県、県内高速バス運行事業者、県バス協会で組織した官民連携組織。昨年2月に設立され、昨年3月からは三越伊勢丹が取り扱う「NIIGATA越品」の商品を高速バスに混載して店舗まで運ぶ取り組みを行っているという。