【いわふねJC】新時代へのアイデアを形に〜未来設計コンペ【村上新聞】
一般社団法人いわふね青年会議所(JC)=齋藤雄一理事長=は今月15日、「未来設計コンペティション」をスタートする。
新型コロナ禍が世界全体にもたらした社会的、経済的影響が、圏域の状況も瞬く間に変えてきたことを受け、いわふねJCでは、圏域にあるニーズの掘り起こしや、新時代に即したまちづくりの観点・手法を募り、具体化していく活動を企画。毎月15日を起点とし月毎にテーマを設定。11月15日までの間に計5回、広くアイデアや意見を募る。寄せられた声をいわふねJC役員・理事らが審査して優秀賞などを選定し、ホームページ上で公開。さらにウェブ投票を行い最優秀賞を決定。アイデアや意見は、いわふねJCらの活動に役立てるほか、関係各所への報告なども視野に入れている。
応募資格に規定はなし。応募はいわふねJCホームページ掲載の専用フォームから行う。15日からはじまる第1回目のテーマは「今後、自分たちが出来る事は何だと思いますか?」。緊急事態宣言が解除になり、少しずつ動き出したまちで、第2波、第3波が来た場合の対策なども含めて、現状について情報共有したり、必要なこと、できることを考える。
コンペ運営を担当する舘島英佑実行委員長は「寄せられる声はJCが事業構築に反映させたり、提言として関係各所へ届けるだけでなく、声自体が地域内にあるニーズの現れ。ニーズに対しては事業者等からサービスの提供も構築できるはず。ニーズに新しいサービスが事業化されるような地域内循環にも期待したい」と話している。
齋藤理事長は「様々なアイデアや意見をお預かりして、具体的な形となるように仕掛けていきたい。たくさんの方にご参加をお願いします」と呼びかけていた。
問い合わせは、いわふね青年会議所事務局TEL0254(53)4257。
村上新聞2020年6月14日号