新潟県が直近の新型コロナウイルス感染状況と死亡者数の推移などを説明、直近7日間は全日で前週比増

感染症対策・薬務課の星名秋彦課長(写真左)

新潟県医療調整本部は30日、直近における新型コロナウイルスの感染状況や死亡者数の推移などを説明した。

直近一週間(24日から30日)の感染者数を前週と比べると、7日間連続で前週を超えている。30日の感染者数は新潟市を含む県全体で695人。過去最高の感染者数だった2月2日の700人に次ぐ過去2番目の感染者数に上り、前週比は203.8%となった。

また、新型コロナウイルスのゲノム解析結果について報告。それによると、22日から29日の間で32件解析を行った結果、オミクロン株の変異株といわれるBA.2系統が16件確認された報告した。

一方、新潟県内における新型コロナウイルスによる死亡者数について、月別死亡者数の推移や分析を説明した。それによると、2020年12月から今年3月までに88人が死亡し。新規感染者数と死亡者数の相関関係はあまり見られなかったが、ワクチン接種と死亡者数との相関関係は強いと分析した。

新潟県医療調整本部感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は、現在の医療体制の状況と今後の対策について「幸いなことに入院患者はさほど増えていない。重傷者の人もゼロという日が続いている。ただ、基本的な感染対策を徹底していただき、そのうえで日常の経済社会活動を行っていただくことが重要。マスクの着用や3密の回避、手指消毒などの対策を徹底して欲しい」と県民に呼び掛けた。

 

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