東北電力、中長期ビジョンで掲げる「東北発の新たな時代のスマート社会の実現」に向けた「電力供給事業の構造改革」と「スマート社会実現事業の早期収益化」の取り組みを加速
東北電力株式会社は、「2022年度東北電力グループ中期計画」で掲げる3つの力点(※)を継続しつつ、さらに踏み込んだ施策を実施していくと発表した。これにより中長期ビジョン「よりそうnext」で掲げる「東北発の新たな時代のスマート社会の実現」に向けた「電力供給事業の構造改革」と「スマート社会実現事業の早期収益化」の取り組みを加速する。
具体的には、電力供給事業において、再生可能エネルギーの自社開発の強化や開発エリアの拡大、トレーディングを活用した最適な燃料・電力の取引や、送配電分野での持続的な効率化・生産性向上などを進める。
スマート社会実現事業においては、電力小売における再エネメニュー・電化の提案強化、電気に各種サービスを組み合わせたパッケージサービスの提供拡大や、VPP(バーチャルパワープラント)事業の加速化に取り組む。
また、個々の事業に係る最適な戦略を立案・実行していくため今年4月に発電・販売カンパニーを「発電カンパニー」「再生可能エネルギーカンパニー」「販売カンパニー」に再編。これにより各カンパニーに機動性を持たせ、迅速な事業運営を行なう。
このほか、カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、同社および東北電力ネットワークで保有する社用車の電動化を推進する。
(※)Change:力点1「電力供給事業の抜本的変革による競争力の徹底強化」、Challenge:力点2「スマート社会実現事業の早期収益化への挑戦」、Create:力点3「企業価値創造を支える経営基盤の進化」
【関連サイト】
2022年度東北電力グループ中計計画の概要