エンゼル・ひまわりグループ(新潟県湯沢町)がニュービジネス大賞を受賞
一般社団法人新潟ニュービジネス協議会は16日、新潟県内で革新的な事業に取り組む中小企業などを表彰する「新潟ニュービジネス大賞表彰」の新潟ニュービジネス大賞に、エンゼル・ひまわりグループ(湯沢町、新保光栄代表取締役社長)が選ばれたと発表した。
エンゼル・ひまわりグループが手がける「リゾート不動産のシェアリング事業によるリゾートの再生」 は、越後湯沢のポテンシャルを活かした「リゾート地新潟」発の事業であり、遊休物件であった地域資産の活用は社会性の高い意義があると評価された。また、雇用拡大も含めた地域活性化への熱意は、地域への貢献度が非常に高いと評価された。
また、株式会社バイオテックジャパン(阿賀野市)、株式会社プラントフォーム(長岡市)の2社が入選した。
バイオテックジャパンの「フィリピンでの包装米飯事業の可能性」 は、展開国の味覚に合わせたレシピ作成なども含め、全体をシステムとして見た場合に先進性に富んでいると評価。また、フィリピンの工場を活かしつつ、市場を開拓していく取り組みが評価された。
プラントフォームの「アクアポニックスとデータセンターの余熱による有機栽培の安定&大量生産」は、データセンターのエネルギーを活用した次世代循環型農業への新たな取り組みであることが評価された。
3社には、「JNBニッポン新事業創出大賞アントレプレナー部門」への応募推薦権利が授与された。
なお例年6月に表彰式と受賞企業によるプレゼンテーションを開催しているが、今回は新型コロナウイルス感染症に伴う特殊な状況下のため、例年通りの日程では開催しないという。