麵屋あごすけ(新潟県上越市)の1番人気ラーメン「塩とんこつらーめん」
新潟県上越市の人気ラーメン店「麵屋あごすけ」は昼どきの平日も行列が絶えない上越市の有名店で、市外や県外からも客が足を運ぶほどだ。
なかでも人になのが、1日30食限定の塩とんこつらーめん(920円)。塩とんこつらーめんは、月岡代表が以前、臭みのあるとんこつラーメンを食べて気分を悪くした経験から開発されたもので、とんこつ特有の臭みがなく、しつこくないのが特徴。これは同店の月岡二幸代表のこだわりで、圧力寸胴鍋で100度を超える高温で煮るため、雑菌が消滅し、酸化してしていないという。空気に触れて、酸化するともたれてしまうスープになってしまう。
塩とんこつに入っている豚バラ肉のチャーシューは作るのに3日間かかるという。角煮風のチャーシューで、分厚く切られているが、脂がとろけるほど柔らかく、肉も食べ応えがある。塩は上越市安塚の雪室で貯蔵した塩を使用しているほか、昔、広東料理を経験した月岡代表ならではアイデアで、中国式生ハムの自家製中国ハムをだしに使ったスープが最大の隠し味だという。
同店は県外からもラーメンファンが来店するが、最も多い時期は4月の高田観桜会が開かれる時期で、30席の店で1日500人を超える客が来店するという。
月岡代表は「塩とんこつらーめんはスープが煮詰まらない時間帯のランチ限定にしている。1番美味しい状態のスープを出したいためだ。うちの店は医食同源をモットーにしている。ラーメンを食べて元気になってもらいたい」と話していた。
【麵屋あごすけ】
住所/新潟県上越市大字下門前1650
電話/025ー545ー3335