LCCのピーチが関西―新潟線の運航を19日から再開
LCCのピーチアビエーションは19日、70日ぶりに国内線全路線となる22路線を再開し、関西―新潟線も再開した。新型コロナウイスの影響で、13路線を一時的に運休していた。
午前11時の関西国際空港発の便には57人が乗り、12時4分に新潟空港に着くとロビーではトッキッキが迎えたほか、家族や友人に出迎えられる人も見られた。12時56分14時18分着の新潟-関西には74人が搭乗した。
同日の再開は政府方針を受けてのものではなく、5月25日の緊急事態宣言解除に伴い半月~1カ月程度で移動需要回復を見込み、同社が独自に設定したもの。同社によると、7月22日からは国内線で従来計画していた便数をすべて再開するほか、8月1日からは一部の路線で増便を実施する予定。
ぶらさがり取材に応じた同社の轟木一博執行役員事業戦略部長は、「便を復旧させることができ、感染対策に尽力いただいた医療機関の皆さまに感謝している。ピーチとしては、まさにスタート地点にたったということで、コロナの感染を踏まえて新しい事業を一から立ち上げるつもりでやりたい。お客様にマスクの着用をお願いしたり、飛行機の中のことは我々が努力したりしているが、旅行の工程で安心して出かけられるかどうかをお客様に示せるかがこれから重要になる。外からのお客様を受け止める地元地域とも連携していきたい」と話していた。