増加する新潟県のメガソーラー
21日は、北半球で1年のうちで最も昼の時間が長い「夏至」。太陽の恵みを受けて、大規模太陽光発電所も大活躍で、電気を生み出していたに違いない。その大規模太陽光発電所だが、県内各地でも増えているようだ。
新潟市
オリックス株式会社のホームページによると、同社は2018年7月、新潟市西区四ツ郷屋で建設していた最大出力55.6メガワット(1万6800世帯分)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)「新潟県四ツ郷屋発電所」の運転を開始した。新潟県内で最大規模のメガソーラーとなる。
この発電所の開発にあたり、安全・安心な地域づくりに貢献するため、発電所の周辺道路を整備し、防犯灯や防犯カメラを設置したほか、地域活動の活性化を目的に、太陽光発電所を一望できる展望台を建設したという。さらに、発電所の保守・メンテナンス関連業務の一部を地元企業に委託するなど、雇用の創出などにより地域貢献を図っている。
このほか、新潟市には、北区に出力14メガワットの「新潟海辺の森ソーラーパーク」がある。
阿賀野市
新潟県のホームぺージによると阿賀野市でも県が新潟県東部産業団地で17メガワットのメガソーラー(新潟東部太陽光発電所1・2・3号系列)を営業運転中だ。
なお阿賀野市内では、スイスの太陽光発電事業者であるEtrionが出資するエトリオン・エネルギー6合同会社が同市山寺で出力45メガワットのメガソーラー建設を進めているほか、東京産業がゴルフ場跡地(笹神ケイマンゴルフパーク)で出力23メガワットのメガソーラーの建設が進めていて、いずれも来年にも竣工する模様だ。