「新潟維新の会」が設立総会と設立記念パーティーを開催、来春の統一自治体選挙で20人の候補者擁立の目標を承認
日本維新の会の新潟県総支部である「新潟維新の会」は3日、新潟市内で設立総会と設立記念パーティーを開催した。
設立総会では、コロナ禍ということもあり参加者を絞って開催。来賓として、日本維新の会の藤田文武幹事長、日本維新の会北陸信越地区ブロック長の柴田巧参院議員、石井苗子(みつこ)参院議員のほか、前衆院議員で新潟維新の会幹事長の石崎徹氏、来春の統一自治体選挙立候補予定者4人、支援者など約150人が出席した。
石崎幹事長は、主催者あいさつの中で、地元での選挙の関係で欠席となった新潟維新の会の浦野靖人(やすと)代表のメッセージを読み上げるとともに、「改革保守政党として、保守の精神を持ちながら、新潟の抱える様々な課題を改革し、新潟県が輝けるよう頑張っていく」などと語っていた。
また、(日本維新の会が大阪府などで取り組んでいるような)行政改革、歳費削減、議員手数削減などの「スクラップ・アンド・ビルド」で無駄を削減し、子育て世代や地域の大切な政策の財源に回していくという。石崎幹事長は、「他の政党は、(選挙時に)ビルドの部分、時にはバラマキであったり、新しいものを作ることを訴えているが、日本維新の会は自らの歳費の削減はもちろん、行政改革などで排した無駄の中でできた財源を必要なところに回している」と他党との違いについて語っていた。
また、設立総会では、役員、活動方針、政策ビジョン「新潟八策」、候補者開拓を目指した「新潟維新政治塾」を今春開設することを承認した。
このうち活動方針では、短期目標として、今夏の参院選の比例票10万票獲得すること(2021年衆院選県内比例票は7万4,379票)や、来春の統一自治体選挙において、候補者を20人擁立することなどを打ち出している(現時点で現職の市議1人のほか、新潟県議選1人、新潟市議選2人の計4人が決まっている)。さらに中期目標として、衆院での議席も獲得し県内野党第一党になる目標を掲げている。