新潟県村上市の藤基神社が、国指定史跡「村上城跡」の御朱印(御城印)を頒布

写真左が「村上城跡」御城印、右が、御城印はさみ紙

新潟県村上市に鎮座する藤基神社は、国指定史跡「村上城跡」の御朱印(御城印)の頒布を始める。

近年、御朱印ブームとなっているが、城に登城した証としてもらえる御朱印(御城印)も全国各地で広がりを見せているという。村上城跡として指定されている藤基神社でも、御城印の頒布が、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている市の観光産業を盛り上げる一助となることを願っているという。

藤基神社は村上市の旧村上城内に鎮座し、村上藩主を祀る神社。1717年に江戸で創建され、1849年に現在地である国元の村上に鎮座された。村上城内三の丸に位置し、城の遺構を残すものとして、境内地全体が「国指定史跡 村上城跡」に指定されている。

村上城は、上杉家の鬼神と評された「本庄繁長」を代表する本庄氏によって戦国時代に築城された。幕末の戊辰戦争の動乱により城本丸は焼けてしまったが、天守跡や城の石垣はいまなお残り、平成5年に国指定史跡に指定されている。

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