新潟県新発田市、新型コロナワクチン小児接種において大人用ファイザー社製ワクチンを接種すべき12歳児に5〜11歳用の小児ファイザー社製ワクチンを誤接種
新潟県新発田市は4日、新型コロナワクチン小児接種において大人用ファイザー社製ワクチンを接種すべき12歳児に、5〜11歳用の小児ファイザー社製ワクチンを誤って接種する事案が発生したと発表した。接種を受けた子どもに健康被害などは発生しておらず、県医療調整本部からの指示に従って適切に対処するという。
今月2日15時15分ころ、保護者と満12歳児は接種予約をした個別医療機関ではなく、5〜11歳の小児接種専用会場のコモプラザへ来場。15時30分ころ、同会場にて誤って接種した。
受付で予約者名簿に記載が無いため統括担当職員が応対したが、12歳児が会場に来ないとの思い込みから、年齢を十分確認せず受付をした。その後、数か所のチェックポイントでも適切に対応できず、小児用ワクチンを接種してしまったという。
個別医療機関から保護者に来院を促す電話がかかったことで、接種会場の間違いに保護者が気付き、統括担当職員に申し出て接種誤りが判明した。