新潟大学(新潟市西区)が入学式、牛木辰男学長「好奇心の翼を最大限に広げ、実りある大学生活を」
新潟大学(新潟市西区)が4日、朱鷺メッセ(新潟市中央区)で令和4年度入学式を執り行った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2019年4月に挙行した入学式以降、全学合同の入学式は中止していたが、この度3年ぶりに開催した。今年度、新潟大学には、学部(編入学生などを含む)2,385人、大学院修士課程・博士前期課程605人、大学院博士課程・博士後期過程115人、大学院専門職学位課程15人、養護教諭特別別科48人の計3,168人が入学した。
入学式で新潟大学の牛木辰男学長は、「コロナ禍が続く間はいろいろな制約があると思うが、コロナは必ず収束する。この制約のなかで何ができるか、あるいは、制約を逆に活かして何ができるか、それをコロナ後に活かすことができないか、というように物事をポジティブにとらえて、好奇心の翼を最大限に広げながら、実りある大学生活を送っていただきたい」と話した。
入学生代表宣誓では経済科学部の川﨑理科さんが登壇した。「経済科学部での学びを通して、学生的な知識や柔軟な思考力を身につけ、社会の構造を理解することで、多岐にわたる課題を解決し、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。伝統ある新潟大学の学生としての自覚と責任を持ち、社会の様々な諸問題に目を向け、懸命に勉学に励むことをここに誓います」と述べた。
なお入学式は、新型コロナウイルス感染症対策の為、入学生および式典関係者のみの参加とした。例年参加していた入学生の家族などに向けては、動画配信サービスYouTubeによるライブ映像の配信を行った。