新潟市の中原八一新潟市長が割引券で市内産の花きを購入しPR
新潟市の中原八一市長は24日、農産物直売所、農家レストラン、観光農園などがある「そら野テラス」(新潟市秋葉区)で、花き割引券を利用して、新型コロナの影響で価格下落や消費低迷に見舞われている市内産花きを購入するとともにし、市民に市内産花きを購買するよう呼びかけた。
同市では「フル・フルフラワーキャンペーン」を同日から開始しており、市内産の花きを1,000円以上購入すると、6月21日の市報にいがたに掲載された「500円の割引券」1枚を利用できる。期間は来年2月26日までだが、先着で5万枚使用された時点で終了する。
割引券はキャンペーン対象店以外では使用できず、同市産の花きが、価格もしくは数量でおおむね半分以上含まれていることが割引券の利用条件となる。切り花、鉢花、花木が対象で、球根や種苗、苗木などは割引の対象外となる。
中原市長は「新型コロナウイルスの影響で、市内産の切り花などが大きな打撃を受けた。何とか生産者を応援したいと今回キャンペーンを行った。外出自粛で心も一時期沈んだと思うが、華やかな花を飾って元気を取り戻してもらいたい。私も頻繁に買い物をするわけではないので、新潟市産の花がこんなにたくさん種類があって、立派なものがあるのかと初めて分かった。すばらしいものを生産者の方は作っているのだと思った」と話した。
「そら野テラス」の藤田友和マルシェ店長は「1人1人が買うことが一番の消費拡大に繋がると思うので、ぜひこの機会に花を購入してもらいたい。普段買わない方はもちろん、普段買う方も1個でも2個でも普段より多く買ってもらいたい」と話した。