Ellange株式会社(東京都)が、新潟県佐渡エリアなどで「使用済ナイロン製漁網回収サービス」の試験運用を開始
Ellange株式会社(東京都)は、新潟県佐渡エリアと石川県能登エリアの一部漁港で「使用済ナイロン製漁網回収サービス」の試験運用を開始した。
使用済の漁網は産業廃棄物として処理されていたり、捨てらたりしているなか、回収した使用済漁網を繊維会社に運び、ペレットや繊維などにアップサイクルする。また現在、アパレルメーカーと打ち合わせを行なっており、衣料にしていくことも計画している。この取り組みにより、プラスチックの排出量を削減するとともに、プラスチックが海に流出することを防ぐことに貢献していくという。
今後は2024年中に国内の使用済ナイロン製漁網回収率100%を達成することを目標にエリアを拡大していく。なお回収は基本的には無償で回収を行なうが、離島の場合、配送費もしくは分別費を負担してもらう場合があるという。