東京商工リサーチ新潟支店が2022年3月度の県内企業の倒産状況を発表、負債総額は前年同月比増

月別の倒産件数推移

株式会社東京商工リサーチ新潟支店は4日、3月度の新潟県の企業倒産状況(負債総額1,000万円以上)を公表した。

それによると、倒産件数は4件。前年同月比で20.0%減(1件減)、前月比では55.6%減(5件減)で、3月度としては1962 年の集計開始以来61年間で57番目、1990年以降の33年間では25番目となった。

負債総額は14億200万円。前年同月比で126.5%増(7億8,300万円増)、前月比では14.8%増(12億2,100万円増)で、過去61年間で41番目、1990年以降の33年間では25番目となった。

産業別では、10産業のうち、「卸売業」・「サービス業他」が各2件だった。原因別では、4件全てが「販売不振」。形態別では、4件すべてが「破産」だった。

業歴別では、4件全てが「30年以上」だった。地域別では、柏崎市で2件、長岡市と三条市で各1件発生した。

なお、負債総額10億円以上の大型倒産は1件、新型コロナウイルス関連倒産は4件中3件だった。

 

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