東北電力ネットワーク株式会社が新潟県柏崎市役所前の電柱計8本へ「歩行距離」や「消費カロリー」などを記載したシートを掲示
東北電力ネットワーク株式会社(仙台市青葉区)柏崎電力センターは5日、新潟県柏崎市民の健康増進に貢献することを目的に、柏崎市役所前の電柱計8本へ電柱から電柱までの「歩行距離」や「消費カロリー」などを記載したシートを掲示した。
東北電力ネットワークによるとこの取り組みは、柏崎市が進める「歩いて楽しいまちづくり」(柏崎市版ウォーカブルなまちづくり)との親和性が高く、連携して取り組むことにより、市民へのPR効果も高まると考えられることから、柏崎市と歩調を合わせ実施することとなったもの。
電柱の並ぶ道の端から端までは519メートルあり、ウォーキングコースに適しているという。なお、2023年3月末までの実験的な取り組みとなる。
東北電力ネットワーク株式会社柏崎電力センターの石井悟所長は「市民のみなさまが身近にある電柱を利用して健康増進に繋げてもらいたい。楽しく、明るく、元気に過ごせるまちづくりに貢献できればと考えている。ともすれば、電柱は悪者扱いされがちだが、こうした形で親しみを持ってもらいたい」と話した。
柏崎市都市整備部都市計画課の高橋潤課長は「東北電力から柏崎市が管理する都市公園の電柱に市民の健康増進のためのポスターを貼りたいと申し出があった。市としては駅周辺で『歩いて楽しいまちづくり』を推進しており、その関連で市役所前の掲示をお願いした。市民のみなさんには駅周辺を歩いてもらいたい」と話した。