新潟市で「総おどり体操『オンライン講習会』」がスタート
新潟市は1日、これまで市内の各会場で開催してきた「総おどり体操」の講習会をオンラインテレビ会議システム「Zoom」を使ってオンラインで行う「総おどり体操『オンライン講習会』」をスタートした。
指導にあたる岩上寛さん(新潟総踊り実行委員会)のいるクロスパルにいがた(新潟市中央区)と、参加者のいる自宅や施設などを繋いでオンラインで指導する。初日は個人や介護施設(はあとふるあたご)の利用者が参加し、岩上さんから指導を受けていた。今後も毎月3回程度開催していく予定で、次回は7月8日午前10時から11時30分まで行われる。
総おどり体操は、高齢者などの介護予防や健康づくりを目的に誕生した新潟市独自の体操。パオイア鈴木さんが振り付けを製作し、スポーツ医学専門医師の近良明さんが振付監修を行なった。心拍数より早めのリズムで体操することで血流の向上や足腰強化を図ることができるほか、簡単すぎず難しすぎない動きのため、高齢者だけでなく、家族や子供達も楽しめる。
総おどりを指導する講習会は2014年にスタート。毎月、各区の会場で月11回開催(中央区3回、東区2回)してきた。昨年は、にいがた総おどり祭やアート・ミックス・ジャパンでの体操披露も含めて延べ8,700人が参加した。
なお、本庁福祉部高齢者支援課や各区の健康福祉課で、総おどり体操のレクチャーDVDやCDを無料で配布している。