(株)出前館が、新潟市で「シェアリングデリバリー®」を初展開

出前館では多数のジャンルから食事を注文でき、届けるまで最短20分という出前サービスを提供している

国内最大級の出前サービス「出前館」(運営:株式会社出前館=大阪市)は1日、新潟市で、配達機能を持たない飲食店の出前を可能にするサービス「シェアリングデリバリー®」を開始した。配達を担うのは、新潟市で軽貨物業を展開する有限会社弘真物流。

新潟では、「Hotto Motto(ほっともっと)」、「フレッシュネスバーガー」、和・洋・中の創作料理をベースにした「寧々家」など、さまざまなジャンルの店に出前注文が可能となる。また今後、加盟店を増やしていく。

出前館では多数のジャンルから食事を注文でき、届けるまで最短20分という出前サービスを提供している。もともとは宅配ピザ、宅配寿司などの宅配専門店を中心に食事を取り揃えていたが、加盟する複数店舗で配達機能をシェアすることにより出前が可能になるサービス「シェアリングデリバリー®」の仕組みを強化し、ファーストフードや、弁当、ラーメンなどの日常食から、こだわりの料亭・レストランなど地元店の食事までラインナップを拡げている。

店側は、出前館に加盟すると、配達機能を持たなくても、この「シェアリングデリバリー®」を利用できるようになりデリバリーが可能となる。2017年に本格的に開始し、現在関東・関西を中心に、北海道・宮城県・愛知県・広島県・福岡県・熊本県・沖縄県・鹿児島県・新潟県で展開している。

一方、出前館に注文が入ると、店と、シェアデリ拠点(配送拠点=地域によって同社直営の拠点や新聞販売店などが担っている。新潟は有限会社弘真物流)に直ちに注文が入り、店舗は指定時間までに料理を仕上げる。その後、配達スタッフがシェアデリ拠点の有するバイクや電動自転車で配送を行なう。また「出前館」の持つ日本最大級の出前のデータベースによって、 適切な配達エリアが設定できるほか、店は売上を予測することもできるようになるという。

10月まで新型コロナで打撃を受けている飲食業界向けの支援策として、デリバリー手数料を引き下げているという。

なお、出前館では、新型コロナウイルス感染症対策および予防の観点から、配達員や配達備品の衛生管理の徹底している。具体的には、商品を玄関前に置くなど、非接触で商品を届けるための「キャッシュレス決済」と「非接触のお届けのご指定」を推奨している。

【加盟希望店向け 出前館のページ】
https://demae-can.com/inquiry/branchShop/input/

注文からデリバリーまでの流れ

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓