新潟県総務部県民生活課で、卒業祝金給付申請書など個人情報が記された書類を紛失する事案が発生

新潟県総務部県民生活課は6日、課内で公益財団法人新潟県交通遺児基金に関する卒業祝金給付申請書などの書類を紛失する事案が発生したと発表した。

県民生活課によると、3月31日に前担当職員が交通遺児基金関係書類を封入し、翌4月1日に新担当職員が交通遺児基金対象世帯の57世帯に発送したが、4日16時30分ころ、卒業祝金に該当する保護者から、「関係書類が封入されていない」と県民生活課に連絡があったという。

その後5日11時30分ころに、封入されていない書類に個人情報の記載があることが判明し、県民生活課では紛失したものと認識。同課職員が現在、当事者を除く郵送した56世帯に電話などにより、封入書類の内容の確認作業を進めている。なお、6日13時現在は、56世帯中19世帯から誤送付がないことを確認済みである。

紛失した書類は3種で、「入学祝金・卒業祝金の申請手続きについて(お願い)」と「新潟県交通遺児等卒業祝金給付申請書」には卒業祝金の対象となる子どもの名前や保護者名が、また「中学校卒業後の進路について」の書類も封入され、卒業祝金の対象となる子どもの名前を記載している。

県民生活課では前述の通り、当事者に連絡した上で経緯を説明し謝罪。郵送した世帯に対して引き続き封入書類の内容を確認しており、誤送があった場合は速やかに回収するという。また今後は、個人情報を含む書類を封筒に封入する際には、複数人でチェックするようにするとしている。

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