生活協同組合コープデリにいがた(新潟市西区)がアルビレックス新潟とオフィシャルクラブパートナー契約、今後は社会貢献活動でも協力
生活協同組合コープデリにいがた(新潟市西区)が株式会社アルビレックス新潟(新潟市中央区)とオフィシャルクラブパートナー契約を締結し、6日にアルビレックス新潟のホームスタジアムであるデンカビッグスワンスタジアムで記者会見を開いた。コープデリにいがたは今後、地域への社会貢献の面でもアルビレックス新潟と協力して展開を進めていくという。
コープデリにいがたは、3月21日にコープにいがたとコープクルコの合併により誕生した生協。今回の契約に際し登坂康史理事長は「アルビレックス新潟は、新潟で暮らす人にとってスポーツを楽しむことの喜びをもたらす大きな存在。我々は、助け合いの力で地域課題を解決するため新しい生協へ生まれ変わったが、この(合併という)タイミングでパートナーとなることができたことを嬉しく思う」とコメント。
アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長も「(コープデリにいがたは)組合員が約24万人いると伺った。我々も大勢のサポーターに支えられているが、こうして縁を結ぶことでさらに多くの人に支援をいただけると思う。一緒になって新潟を盛り上げていきたい」と期待を込める。
また、登坂理事長は「(アルビレックス新潟の)幅広い地域貢献活動にも注目している。選手の方々が関わっているこうした社会貢献の取り組みは、我々地域生協の課題とも相通じる」として、今後は社会貢献でも協力を進める考えを明らかにした。
具体的には、コープデリにいがたが現在進めている「佐渡トキ応援お米プロジェクト」において、アルビレックス新潟とコラボレーションする。加えて、「アルビレックス新潟では社会貢献活動に関するアンケートをとっていると聞いており、今後その結果から何ができるか考えていきたい。我々はフードバンクにいがたともつながりがあるので、その点でも(協力できるところを)探っていきたい」(登坂理事長)という。
また、オフィシャルクラブパートナー契約締結を記念し4月23日開催のホームゲームでは、コープデリにいがたのブースを出店。人気商品や、選手のサイン入りグッズが当たる抽選会を実施する。