新潟市の中原八一市長がJA新潟みらいの「すいか選果場」(新潟市西区)を視察

すいかが出荷シーズンを迎えているなか、新潟市の中原八一市長は3日、JA新潟みらいの「すいか選果場」(新潟市西区)を視察した。

選果場では、すいか生産者が持ってきた、すいかを抜き取りで糖度検査を行う。11度以上あれば、受付を済ませ、選果場へと搬入する。その後、形状や空洞の検査が行われ、出荷できるすいかは段ボール箱に詰められ、トラックで運ばれていく。

中原市長は、「天候が良かったということで大きなすいかがたくさんとれている。新潟市の海岸沿いの砂丘地で生産者の皆さんが丹精を込めてつくったすいかを、市民だけでなく、市外の皆さんからも味わっていただきたい。」と話した。また、近くスタートする「にいがたを贈ろう!農水産物産地直送支援事業」(消費が落ち込んだ市内産農水産物を支援するため、市内産農水産物を送る際の送料の一部を支援する事業)についても語っていた。

一方、JA新潟みらいが昨年、西区赤塚地区に、新潟市の補助事業「平成30年度新潟市元気な農業応援事業」の「新たな園芸産地づくり支援」を利用して整備した20棟のハウスのうちのおよそ半分を借りて、すいかなどを作っている飯田和正さんは、「春の低温で苦労したが、美味しいすいかができた。また新型コロナの影響を心配したが、実際、出荷が始まってみたら家庭消費が多いということでそれほど影響はなく、順調に販売できている」と話した。

なお選果場は平成12年度から稼働していて、今後、近隣のJAと連携し、共同の選果場を建設する構想もあるようだ。

糖度の検査

受付

選果場への搬入

形状や空洞などをチェック

ダンボール箱詰め

トラック輸送

選果場の内部

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