新潟県が国内回帰工場を支援

 

新潟県は、新型コロナウイルス感染症の影響により、サプライチェーンを見直して生産拠点の国内回帰などを進める企業に対し、県内製造拠点の新・増設を支援する「未来創造産業立地促進補助金(ものづくり国内回帰工場立地支援型)」を創設した。

また、この補助制度を活用し、新潟県中条中核工業団地(鴻ノ巣地区)への工場立地を希望する企業に対して、用地を分譲価格の3割引で分譲する。

補助金の対象要件は、事業計画が、以下の2点に該当し、新規常用雇用者等を5人以上増加する計画であること。

(1)国の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の交付を受けて県内に設備投資を行う場合
(2)それ以外で以下のいずれかに該当する場合
・海外で生産していた製品などを国内で生産するため、県内に設備投資を行う場合
・輸入していた製品などを自社で製造するため、県内に設備投資を行う場合
・他社のサプライチェーンの見直しにより、新たな調達先となった企業が生産能力を高めるため、県内に設備投資を行う場合

設備導入費の5%(建物を除く、設備導入費が1億円を超える場合に限る)を支援する。また、国の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」との併用も可能。

一方、新潟中条中核工業団地(鴻ノ巣地区)は新潟県胎内市清水地内にある。分譲可能面積と区画数は10.4ha(6区画=0.7〜4.2ha)。分譲価格は9,890/平方メートルから6,923円/平方メートルに引き下げる。

’上写真2枚)新潟県資料より

中条中核工業団地(2018年5月撮影)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓