藤基神社が村上城跡の「御城印」を頒布 御朱印帳への押印、揮毫も
御城印はタテ15・6センチ、ヨコ11センチ
村上市三之町の藤基神社(小島盛和宮司)はこのほど、村上城跡に訪れた証としてもらえる「御城印」の頒布を始めた。
旧村上城内に鎮座し村上藩主を祀る同神社は、1717(享保2)年に江戸で創建。1849(嘉永2)年に国元である現在の地に遷座された。村上城内三の丸に位置し、城の遺構を形づくるものとして城山城郭などとともに、境内全域が「国指定史跡 村上城跡」に指定されている。
小島宮司は「村上城のさらなる認知向上を図り、地域の観光振興のために、御城印を頒布することにしました」と話している。御城印はタテ15・6㌢、ヨコ11㌢の和紙に、申し込みの都度、歴代藩主の家紋を朱色で、「国指定史跡」を金色で押印し、墨で越後国・村上城跡と揮毫する。一体、300円。持参の御朱印帳への押印、揮毫も可能。
問い合わせは、同神社の小島盛康さん☎(52)4781まで。
村上新聞2020年7月5日号