県内就業者、女性、高齢者、外国人など増加
県はこのほど、「平成27年国勢調査 本県の労働力状況と産業・職業別構成(平成27年10月1日現在)」を公表した。
それによると、わが県の15歳以上人口(201万8538人)のうち、労働力人口(就業者、完全失業者)は、118万4716人で、前回の平成22年に比べ、3万8413人(3・1%)減少した。
労働力率は、前回比0・8%ポイント減の59・9%で、男女別では、男性69・9%(前回から2・4ポイント低下)、女性50・7%(前回から0・6ポイント上昇)。
労働力人口のうち、就業者は、114万840人で、前回に比べ、1万4955人(1・3%減)。
男女別では、男性63万2042人(前回比2・7%減)、女性50万8798人(前回比0・5%増)。
また65歳以上の就業者は15万3836人(全就業者の13・5%)で、前回に比べ、26・1%増加した。
地位別では、「雇用者」(96万9540人、前回比1・4ポイント増)、「パート・アルバイト・その他」(26万4442人、前回比0・9ポイント増)が増えた一方で、「自営業」(11万489人、前回比0・7ポイント減)、「正規職員・従業員」(62万9970人、前回比0・9ポイント減)などは減った。
産業別では、
・製造業(20万8283人、前回比0・0ポイント)
・卸売業・小売業(18万3663人、前回比1・0ポイント減)
・医療・福祉(14万3026人、前回比1・8ポイント増)
・建設(11万3017人、前回比0・3ポイント減)
・農業・林業(6万4057人、前回比0・3ポイント減)
となっている。
また、県内に在住する外国人就業者は6258人で、前回に比べ233人、3・9%増加した。産業別では製造業が最も多く、2384人。