株式会社新潟放送(BSN、新潟市中央区)が3Dメタバース空間「長岡高専バーチャルキャンパス」を制作

3Dメタバース空間「長岡高専バーチャルキャンパス」のイメージ

株式会社新潟放送(BSN、新潟市中央区)は11日、全国の高等専門学校では初となる3Dメタバース空間「長岡高専バーチャルキャンパス」を制作し、このほど長岡工業高等専門学校(長岡市)により公開されたと発表した。BSNにとって、メタバースの開発は今回が初めて。

今回公開されたバーチャルキャンパスは、授業・講演を聞く「セミナールーム」、学生同士でディスカッションする「グループワーク室」、進路相談などができる「ミーティングルーム」、学生同士が談話する「ラウンジ」の4つのルームで構成。パソコンやスマートフォンからバーチャルキャンパスに入ることができる。

利用者は長岡高専の職員・学生だけでなく、国立高専機構の職員や、長岡市の大学・高専で組織される「NaDeC」メンバーも予定されており、イベントによっては全国の学生や一般の人も利用可能になる。

これにより、リアル空間の制限を超えて全国の高専生・教授が空間に会し、得意分野を持ち寄ったディスカッションが可能になる。

このプロジェクトは、「リアル・サイバー融合による多様で協働的な学び合いの実現」を掲げた長岡高専が、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に高専では唯一採択され、立ち上がった。

総合評価方式で公募された長岡高専のプロポーザルで、BSNの企画提案が採用され、以後、複数企業(株式会社Gugenkaほか各社)との共創を統括する「プロジェクト・マネジメント業務」をBSNが担当。仮想空間のほか、コンセプトメイクやオリジナルアバター、長岡高専VR動画制作を統括した。

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