新潟県糸魚川市が市独自の宿泊キャンペーンを北信越の県民対象に実施
新潟県糸魚川市は17日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内宿泊への誘客を図るため、国の「GoToトラベルキャンペーン」が本格実施されるまでの市独自の緊急対策として、18日から8月31日宿泊分まで北信越エリアの県民を対象とした宿泊キャンペーンを実施すると発表した。
申込対象者は新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県の在住者限定で、宿泊施設は同市内の23の旅館など。割引額は市内の登録宿泊施設で1人1泊当たりの宿泊料金(税込で入湯税を除く)が1万円以上の場合は5,000円、1万円未満の場合は宿泊料の2分の1の額(上限3,000円、1,000円未満切捨て)となる。
ただし、1グループ2人以上の宿泊が対象で、1人3連泊まで利用可能となる。チェックイン時に在住地域確認のための身分証明書の提示する必要があるほか、糸魚川元気応援券や新潟県の割引キャンペーン、国の「GoToトラベルキャンペーン」など他のキャンペーンとの併用はできない。また、旅行代理店での支払いや、事前クレジットカード精算の宿泊プランには利用はできない。
なお、予算額は4,000万円で、キャンペーンの利用は先着順となり、宿泊施設ごとの利用限度に達した時点で、予告なく終了する。宿泊申込は、予約時に「糸魚川・今すぐGoToキャンペーン」を利用したい旨を宿泊施設へ伝えることと、精算時にアンケートに協力することが必要となる。