新潟県三条市が「新型コロナウイルス感染症の現況を踏まえた対応」を発表
新潟県三条市は17日、政府が「GO TOトラベル事業」の対象から、東京都を発着とする旅行を除外することを決定したことや、小池東京都知事が不要不急の他県などへの移動を控えるよう都民に協力を求めている状況を踏まえ、新たなメッセージ(新型コロナウイルス感染症の現況を踏まえた新たな市の対応)を公表した。
メッセージでは、市民に、東京都への旅行などの不要不急の往来を自粛するよう依頼している。また、知事が域外への移動の自粛を住民に要請していないものの、厚生労働省が示している社会への協力要請を行うタイミング(※)を過ぎている埼玉県への往来および埼玉県からの来訪は、慎重に判断するよう依頼している。
一方、東京都に居住する人について、同日から当面の間、市内の公共施設の利用、または市主催イベントなどへの参加を中止することにした。
また毎週水曜日と土曜日に実施しているJR燕三条駅の新幹線乗降調査を同日から毎日行う。
このほか、三条市では、市職員の都内への出張、同市の事務事業の実施に伴う東京都からの来訪を禁止するとともに、職員及び職員の関係者(家族、知人など)によるプライベートでの東京都への往来の自粛を要請しているが、埼玉県も対象に加えた。
(※)社会への協力要請を行うタイミング基準日(人口10万人当たりの週平均新規感染者数が2.5人となった日)から1日~7日後