新潟市中央区で息子を名乗り280万円を騙し取るオレオレ詐欺が発生、新潟警察署が捜査を開始

新潟警察署

新潟警察署は13日までに、新潟市中央区在住の80歳代女性から特殊詐欺(オレオレ詐欺)被害の届出を受理し、捜査を開始した。

新潟警察署によると7日11時ころ、被害者の女性の自宅に新潟市内の病院医師や息子の同僚を名乗る男性から「息子さんが吐血したため、救急搬送された」などと電話があった。その後、息子を名乗る男性から「俺だけど、吐血して病院に運ばれて治療を受けた。病院で財布を無くした。財布に入れていた会社のキャッシュカードが盗まれて悪用された。会社に言えばクビになる。280万円用意できないか」などと電話があった。

同日12時30分ころ、息子の友人を名乗る男性が自宅に来たことから、女性は封筒に入れた現金280万円を玄関先で渡した。その後、不審に思って病院や実の息子に確認したところ詐欺と分かり、警察に届け出たもの。

現金を受け取った男性は、年齢が25歳くらい、体型は中肉で頭髪は短髪。白色の長袖Tシャツと黒色のズボンを着用していたという。

新潟警察署の落合廣行副所長は、「家の電話に掛かってきてお金の話をされたら、100パーセント詐欺だと思ってもらい、すぐに誰かに相談してほしい。家の電話は常に留守番電話にしておき、必要であればか掛けなおすようにして、相手と会話をしないように心がけていただきたい」と注意を呼び掛けた。

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