新潟県選挙管理委員会が新潟知事選挙の選挙事務室を開設

5月12日告示の新潟県知事選に向け、新潟県選挙管理委員会は14日、選挙事務室を開設した。職員9人が常駐し、各市区町村の選挙管理委員会との連絡調整などを行う。投票所における新型コロナウイルス感染防止対策や、選挙事務のミス発生防止の徹底を行い、有権者の安全安心の確保の両立を図っていく。

新潟県選挙管理委員会の落合秀也書記長は、14日、事務室入口に看板を掲示した。告示まで1ヶ月を切った新潟県知事選挙について「暮らしに直結する重要な選挙。新型コロナウイルスの感染対策とミス防止対策を徹底していく。1人でも多くの人に投票権を行使してほしい」と話した。

2018年6月に行われた新潟知事選挙では、投票率が58.25%と2004年以降の県知事選挙で最も高かった。今回投票率の目標については、前回並みの投票率確保を目指すとした。18歳から投票が可能になったことなどを踏まえ、若者への啓発活動に力を入れる。SNSなどを利用した発信を行うなど、選挙に関心を持ってもらえるような取り組みをしていくという。

また、昨年行われた衆議院議員選挙において、投票用紙を2重に交付するなどの事務的なミスが多発したことを受け、再発防止を徹底していく。投票所でのリハーサル徹底など再発防止策を取りまとめ、市区町村の選挙管理委員会に万全を期すように要請しているという。

今後、新潟県選挙管理委員会は、19日に立候補予定者説明会、21日に市区町村選挙管理委員会委員長書記長会議を開く。投票用紙の発送は27日に行われる予定。

現在、新潟県知事選挙には現職の花角英世知事のほか、新人の片桐奈保美氏が出馬を表明している。新潟県知事選挙は、5月12日告示、同29日投開票。

新潟県選挙管理委員会の落合秀也書記長

新潟県庁内の選挙事務室

 

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