学生の就活で存在感を増す保護者向けのイベントが相次いで開催
保護者向けの「企業見学会」や「合同説明会」など
就活で保護者の意向を気にする学生は半数近くにのぼるという。じっさい親同伴で終活する学生が少なからずいるほか、親の反対で内定を辞退する学生も少なくないという。親が内定の承諾をしているかどうかを企業が学生に確認する“オヤカク”を行う企業など、採用で家族へのアプローチに力を入れる企業も増えている。そんななか、人口減少に悩む新潟県も、地元企業への就職率を高めようと、親を対象にした就職イベントを相次いで開催する。
今月25日、新潟市の朱鷺メッセで、大学・短期大学・専門学校の学生の保護者を対象に、県内就職のメリットや県内企業の魅力を伝える「にいがた就職応援フェス」を開催する。「新潟で働く魅力について」をテーマに、(株)パソナ新潟支店長の藤原将太氏が講演するほか、合同企業説明会(出展企業30社)を開催するという。
また今月から来月にかけ、大学・短期大学・専門学校の学生の保護者を対象にした「にいがた企業魅力発見バスツアー」(保護者向け企業見学会)を相次いで開催する。
第一弾として31日に、(株)タカヨシ、藤木鉄工(株)、(株)新潟ジャムコの3社を見学するバスツアーを行うほか、来月には4回開催する(下記サイト参照)。