新潟県が佐渡保健所管内に臨時PCR検査所の設置を発表、濃厚接触者を対象16日より開始

新潟県医療調整本部の松本晴樹部長

新潟県は15日、佐渡保健所(新潟県佐渡市)管内に臨時PCR検査所を設置すると発表した。4月に入り佐渡市内において新型コロナウイルス感染者が多数確認されていることから、感染拡大防止のため設置するもので、佐渡保健所が必要と認めた濃厚接触者を対象に無料でPCR検査を実施する。

検査対象者については、佐渡保健所が集団感染などの状況から判断し、集団単位で対象者に臨時PCR検査所を案内する。案内された人は予約不要でPCR検査を受けることができる。実施場所は佐渡市内だが、詳細な住所は非公表。

設置期間は16日から29日で、開設時間は9時から15時30分まで(12時から13時は受付中止)。検査数は1日150件程度を予定している。

他市では10歳代以下を中心に感染が拡大している傾向がある一方、佐渡市では30歳代までの年代で幅広く感染が広がっている。新潟県医療調整本部の松本晴樹部長は、「佐渡は離島であり医療資源に限りがあるため、出来るだけ早期に感染拡大を抑止する必要がある」としている。

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