新潟県立中央病院(新潟県上越市)が患者の個人情報を誤交付

新潟県立中央病院(新潟県上越市)は15日、患者の個人情報が記載されている書類を誤って別の患者に交付したことによる個人情報漏洩が判明したと発表した。

誤って交付したのは、患者の氏名、生年月日、家族名、連絡先電話番号が記載されている内容を両面印刷をした書類。

5日に患者の病状を家族に説明する際に渡した書類の中に、他の患者2人分の書類が含まれていたが気づかずに交付した。この患者への病状の説明と同時刻に、病棟看護師が別の患者2人の基本情報を印刷したものの、出力したはずの情報用紙がなかった。

病棟看護師はうまく印刷が出来なかったと思い、そのままにしたという。12日、再度患者へ病状説明をした際に、自分の家族のものではない書類が入っていたと、患者が主治医に提示。持参した書類を確認したところ、他の患者2人の基本情報を印刷したものであり、個人情報の漏洩が判明した。

県立中央病院は12日、他患者の情報が載っている書類を渡した患者に謝罪するとともに、誤って交付した患者基本情報を印刷した紙を回収。同日、個人情報を漏洩した2人の患者および家族に謝罪をした。

今後県立中央病院では、患者に渡す書類すべての内容確認の徹底や、患者ごとのファイルで管理することを徹底し、再発防止に努めるという。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓