「道の駅 加治川」(新潟県新発田市)がプレオープン、ピクニックの楽しみ方を提案する道の駅として準備万端
リニューアルオープンに向けて準備が進められている「道の駅 加治川」(新潟県新発田市)が18日、施設一部の店舗をプレオープンした。新発田市産農産物や、ピクニックをテーマ―とした商品など陳列し、正式オープンに向けた最終チェックを行うとともに、訪れたお客への販売を行った。
施設の中央にある農産物直売所コーナーでは、新発田市特産のいちご「越後姫」のほか、タケノコや山菜などの旬の野菜を陳列。リニューアルする「道の駅 加治川」に農作物をおさめる新発田市内の農家は現在38軒。今後さらに農家を増やし、新発田市産の農作物販売を充実させていくという。
「道の駅 加治川」のコンセプトは、「加治川ピクニック」。物産販売所コーナーではピクニック関連商品を取り揃えて、ピクニックの楽しみ方を提案する。バスケットやレジャーシートの行楽用品のほか、キャンプ気分を盛り上げる帽子やTシャツなどを販売する。また、「道の駅 加治川」オリジナルのブレンドコーヒやワインの販売のほか、マカロンなど菓子類も豊富に取り揃えている。
新発田市は「道の駅 加治川」のリニューアルに際し、指定管理者を募集し、三福運輸株式会社(新潟県新発田市)に決定した。「道の駅 加治川」の駅長には、三福運輸の五月女(そおとめ)奈緒美代表取締役社長が就任。五月女駅長を中心にリニューアルオープンに向けた準備を進めてきた。
「ピクニック」をテーマとした理由について五月女奈緒美駅長は、「この辺りでは昔から『花見休み』といって、加治川沿いなどで花見を楽しむというピクニックのような習慣があった。現代でも新発田市内で楽しめるピクニックを提案していきたい。(「道の駅 加治川」は)集客する場所だけではなく、新発田市内の観光名所などにピクニックに出かけてもらうなど、送り出す場所でもありたい」と話した。
「道の駅加治川」は23日からリニューアルオープン。テイクアウトができるジェラート店やからあげ店のほか、焼きたてパンを販売する「サクラベーカリー」も併設する。
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