新潟県上越市の「第97回高田城址公園観桜会」が閉幕、入り込みは前年比約2倍の39万5,000人に
新潟県上越市で3月26日から開催された「第97回高田城址公園観桜会」が17日閉幕した。
主催者の上越観光コンベンション協会(新潟県上越市)などが発表した期間中の入り込み数は前年比約2倍の39万5,000人だった。昨年は15日間の会期で、20万人の入り込み数だった。
今回の観桜会は、4人以内と限定的ではあるものの、会場での飲食がコロナ禍になって初めて可能となったほか、店内であれば飲酒も可能となったことに加えて、当初予定より会期が1週間延長された。
史上初の3月開催となったが、初日は突風が吹く大荒れの天候で、初日早々から中止となる波乱含みのスタートとなった。
しかし、開花が想定より大幅に遅れたため、上越観光コンベンション協会が4日に1週間の延長を発表。7日に高田城址公園で開花宣言が出され、10日には満開になり、多くの人出があった。
さらに、10日は7年ぶりとなる上越市でのブルーインパルスの展示飛行が行われ、道路は渋滞、上越市中がお祭りモードとなった。
最終日の17日の夜は気温が低かった上に、すでに葉桜となっていたことから、人はまばらだった。
上越観光コンベンション協会の担当者は、「満開になった9日、10日の土日は天候が良かった。10日にブルーインパルスも来て、久しぶりの多くの人出となった。満開時期、天候、ブルーインパルスの3つが揃ったのが増加の要因ではないか」と話していた。