新潟県が新型コロナ対策会議で、飲食店5支部訪問を決定
新潟県は28日、第22回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を新潟県庁で開催した。
会議は非公開で行われ、会議終了後のぶらさがり取材で、新潟県の花角英世知事は、新潟市、長岡市、上越市、県央、新発田の県内の5つの飲食店支部に訪問することを決めたと明らかにした。個別の店舗には行かず、飲食店の団体と意見交換するという。
また、7月31日までだったイベントの5000人上限について、国の方針に合わせて8月末までに延期したほか、新型コロナウイルス軽症者のホテルを現状の50室から150室に拡大することを決めた。ホテルはもう1施設増やすという。
花角知事は、「夜の街はガイドラインを遵守している店を利用してもらいたい。ステッカーを配布し、この店は守っているとすぐに分かるようにする」と話した。
また、新潟県内の新型コロナウイルスの感染者については、「新潟は比較的落ち着いている。感染経路が分かっているケースのなので、至るところにウイルスがあるということではない。しかし、身を守る努力は必要だ」と話した。
さらに、「県外の往来は県で制限するというものはない。訪問先の呼びかけを確認して、慎重に行動してもらいたい」との考えを示した。