新潟市内で新たなコロナウイルス感染患者を確認、西区の２０歳代男性大学生
新潟市保健衛生部の野島晶子部長
新潟市は２９日、市内７２例目（県内９７例目）となる新型コロナウイルス感染患者が確認されたと発表した。
西区の２０歳代男性大学生で、渡航歴はない。行動歴、濃厚接触者は現在調査中。７月１８日から２０日まで友人１人と飛行機を使い観光で大阪に行った。新潟に戻ってきてからは自宅で過ごし外出はコンビニで買い物する程度だった。その後、２６日に味覚の低下を感じ、帰国者・接触者センターに相談。２８日にPCR検査を実施し、２９日に陽性がわかった。２９日中に市内の協力病院に入院する予定。
空港からの交通手段については現在確認中。現在、味覚は戻っていて症状はない。
大阪に一緒に行った友人には２９日に連絡を取るという。友人が７２例目の人の濃厚接触者になるかどうかは、感染リスクが高いとされる発症日（２６日）の２日前以降に接触したかどうかなどが判断材料となるため、現時点では濃厚接触者になるかどうかは未定。
一方、NGT4８のメンバーが抗体検査で陽性反応があった件で、市の保健所では相談は受けたという。また感染者の濃厚接触者などになった場合、市の保健所としても検査することもある。ただ、PCR検査はあくまで濃厚接触者や接触者・帰国者外来などからの依頼があある場合に実施するため、現時点ではない。
