新潟市内の8ホテルで合同カレーフェアを開催
新潟市内のホテル8社が主催の「にいがたホテル合同カレーフェア」を8月1日から開催する。期間は10月31日まで。30日、同市の新潟東映ホテルで記者発表会を開いた。カレーは地元産野菜や地元の牛肉などを使っており、地産地消を推進するとともに、新潟市のカレー消費量(世帯別)日本一の達成を目指す。
具体的には、新潟東映ホテルが「豊栄産トマトたっぷり新潟和牛カレー」、ホテルイタリア軒が「和風出汁を効かせた南蛮エビのビスクカレー」、ホテル日航新潟が「新潟和牛と旬野菜のスパイス香るビーフカレー」、新潟グランドホテルが「7種の野菜と村上牛ビーフカレー」、万代シルバーホテルが「サーロインステーキ&夏野菜カレー」、アートホテル新潟駅前が「とろとろに煮込んだ純白のビアンカカレー」、ANAクラウンプラザホテル新潟が「十日町妻有ポークのパネと新潟県産野菜のカレー」、ホテルグローバルビュー新潟が「スパイス香る野菜フリットと魚介のカレー」となる。なお、ホテルグローバルビュー新潟は9月1日からの参加となる。
同フェアはキリンビバレッジ株式会社、ハウス食品株式会社、味の素株式会社、JA全農にいがたなどが協賛しており、カレールーはハウス食品の「バーモントカレー」「ジャワカレー」などを使用、調味料は味の素の商品を使用している。同日は各ホテルの料理長が揃い、それぞれのこだわりを説明したほか、試食コーナーもあり、一足先にお披露目となった。キリンビバレッジは紅茶ポリフェノールが口の中をさっぱりさせるとして、カレーに合う飲料として「午後の紅茶おいしい無糖」を売り込んでいく方針。
また、各ホテルでカレーを注文し、アンケートに答えると、各ホテルのペアランチ券24組48名、や「新之助」5キロ10名、「キリン午後の紅茶おいしい無糖500ml24本入り1ケース」10名などが抽選でもらえるプレゼント企画も実施する。
同フェア代表の新潟東映ホテルの大倉善紀取締役支配人は「3月くらいから新型コロナの影響で、ホテルは苦しい状況が続いている。ホテルの先には農林水産業がある。その人たちに少しでもカレーフェアで元気を出してもらいたい。新潟県はバスセンターのカレーやカレーラーメン、カレーせんべいなどの文化がある。新潟市は鳥取市に次いでカレー消費量が全国2位。全国1位を目指していきたい」と話した。