新潟市内で新たに８名の新型コロナ感染患者を確認

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は３１日、市内７３〜８０例目（県内１０３〜１１０例目）の新型コロナ感染症患者が確認されたと発表した。１日で８名の確認は過去最多。また８名とも２０歳代となる。

７３例目は中央区の２０歳代女性で飲食店従業員、７４例目は中央区の２０歳代女性で飲食店従業員、７５例目は江南区の２０歳代男性で飲食店従業員、７６例目は中央区の２０歳代女性で自営業（店と取引がある人）。４人とも７０例目（飲食店従業員）の濃厚接触者（２５名、３１日に４名の陽性が判明、３１日に店のオーナーを含む１６名がPCR検査を実施）となる。

なお店はキャバクラ「Club ALBATROSS」（新潟市中央区）で、不特定多数が利用する店だったことから店名を公表し症状のある人は相談してほしいと呼びかけていたが、１０名から相談（３０日現在）があって、４名が濃厚接触者となった。また４名のほかに濃厚接触者としていないが１名PCR検査を行ったという。

現在、４人とも症状はない。

７７例目は西区の２０歳代女性で学生、７８例目は西区の２０歳代男性で学生、７９例目は西区の２０歳代男性で学生、８０例目は西区の２０歳代男性で学生。４人とも７２例目（大阪に行った西区の学生）の濃厚接触者（２１名、全員PCR検査を実施済みで３１日に４名の陽性が判明）となる。なお７２例目の人を含め全員が新潟大学の学生。

現在、４人とも症状はない。

７２例目の人は友人５人（計６人）と大阪に行き、６名は大阪市内のクラブにも行った。このうち５名（７２例目、７７〜８０例目）が陽性となった。

なお７２例目の人は大阪から戻ってきてから大学の施設に行っていたが、不特定多数との接触はないという。