佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)が新潟ー両津港路の運行便数を増便
株式会社みちのりホールディングス(東京都)グループの佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)は、ゴールデンウィーク初日の29日から、新潟ー両津航路を現在の9便(片道)から10便(片道)に増便し利便性を高める。
新潟ー両津航路については、今月2日から28日は、カーフェリー5便(片道)、ジェットフォイル4便(片道)で運行しているが、29日から7月10日までジェットフォイルを1便増やして5便とし運航頻度を高めるもの。7月11日以降の夏休み期間も1日10便(片道)体制で運航するという。
一方、佐渡の観光客誘致をめぐっては、「首都圏やインバウンドの誘客を狙っている」(関係者)と言われており、新潟空港を拠点とする格安航空会社のトキエア株式会社(新潟市中央区)が佐渡ー東京間の就航を2023年以降に予定している。
こうしたなか、みちのりホールディングスが今年3月に行なった記者会見によると、みちのりホールディングスと佐渡汽船では、首都圏からの誘客拡大を視野に、新幹線、新潟駅から佐渡汽船ターミナルまでのバス交通、佐渡汽船をデジタルチケットで一体化することも検討している。