新潟県阿賀野市が約3億円の緊急対策補正予算を可決
新潟県阿賀野市は5日、同日の市議会臨時会で、予算額3億445万円の新型コロナウイルス感染症の緊急対策に関する補正予算が可決されたと発表した。
補正予算の主な内容は、あがの市民病院への支援が1億5,000万円と最も多く、受診控えや外出自粛などによる受診者数の減少により減収となっている同病院を支援するほか、インフルエンザ予防接種の無償化に5,595万円、衛生環境改善のための水道蛇口の取り替えに3,210万円、幼稚園・小中学校・児童福祉施設・障害者福祉施設での衛生用品の購入に3,116万6,000円を計上している。
その他には、避難所のパーテーションと畳の購入に524万3,000円、失業者の緊急雇用に543万円、中学校への学習支援教員の配置に184万2,000円、ひとり親家族等臨時特別給付金の給付に175万円をそれぞれ盛り込んでいる。
なお、歳入については新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億6,886万9,000円などを計上している。