魚沼基幹病院の医師が新型コロナに感染
新潟県は6日、新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院の首都圏在住の助勤(応援)に来ている男性医師(30代)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。医師が感染するのは県内では初のケース。新潟県の患者としてのカウントにはならない。
1日から2日、緊急外来に勤務し、2日の夕方からかぜの症状があり、4日に首都圏にてPCR検査を受け、5日に陽性反応が出た。同病院は、男性医師は首都圏で感染したと見ている。同病院によると、濃厚接触者はいないというが、ひとりの医師が濃厚接触者に準じるという。同医師は5日に陰性を確認したが、12日まで出勤を見合わせるという。
同病院によると、感染した医師と接触した医療従事者42名および患者10名に対し、PCR検査を実施。6日午後3時現在、医療従事者と患者33名を検査し、全員が陰性だった。残りの接触者も順次PCR検査を実施する予定。
なお、一般外来、入院については通常通りとするが、緊急外来については診療体制を見直すため、一部12日までをめどに長岡圏域に患者を搬送することで対応する。